【DLフリー】事務職ワーカー向けポートフォリオを作ってみました

先日、事務代行業のクライアントを探している中で、紹介担当の方からこのように質問されました。

今までのご経験やスキルが先方に伝わるようなポートフォリオはお持ちですか?

ポートフォリオはクリエイター(Webデザイナーなど)が作るもの、という認識だった私は面食らってしまいました。もちろんポートフォリオの作成経験はありません。持っているのは履歴書と職務経歴書のみ。そこで、事務系クラウドワーカーとポートフォリオの関係をきちんと考えてみることにしました。

ポートフォリオとは何か

そもそも、ポートフォリオとはどのようなものでしょうか。上記サイトによれば

ポートフォリオはクリエイティブ職の転職活動において重要な資料です。(中略)就職活動においては“自分の能力を周囲に伝えるための作品集”を意味します。(中略)クリエイターの場合、職務経歴書だけでは自分の強みのすべてを伝えることが難しいため、事前にポートフォリオを作っておけば、より端的に自分のセンスやスキルを企業側の採用担当者にアピールできます。

とあります。

非クリエイタ―の事務職ワーカーにポートフォリオは必要?

クリエイターにとってポートフォリオとは、「自分を売り込むカタログ」。事務職ワーカーにとっての履歴書と職務経歴書と同等の役割を担うドキュメントであるといえるでしょう。

それでは、事務職ワーカーにとってポートフォリオとは、「不要」と切り捨ててしまって良いものなのでしょうか。私は、

必ず必要というものではないが、在宅事務職ワーカーにとっては有用なものである

と結論を出しました。理由としては以下の通り。

理由1. 文字情報よりも視覚効果が高い

通常の転職活動であれば、職務経歴書と履歴書を用意するのが一般的。対して在宅ワーカーの案件探しでは、これらの書類の提出を求められることはほぼありません。

とはいえ、Lancersクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイト上で受注を目指すとき、「実績」「スキル」「経歴」をクライアントに効果的にアピールする必要があります。サイト上での実績・評価表示のほか、「プロフィール」としてテキストを記載しますが、これはプレーンテキストでの表示。単なる文字の羅列となりやすく、メリハリを付けにくいというのが難点でした。

対してポートフォリオでは、視覚的にそれらが伝えることができます。特にドキュメント作成のスキルについては、効果的に訴求できます。つまり、プロフィール欄に記入した文字情報よりもアピール力が強いということ。ひいては受注率のUPにつながるのではないか、と少し期待もしています。

理由2. 個人情報の開示レベルをコントロールできる

履歴書や職務経歴書は個人情報の宝庫。うかつに開示することは差し控えたいものです。以前の記事でも書きましたが、在宅ワーク界隈には怪しい案件・クライアントが存在することも事実です。

在宅ワークの種類は無限にあります。ざっと思いつくだけで、 勤務先の制度を利用して、オフィスで行っていた業務と同じことを自宅でも行う...

ポートフォリオであればフリーフォーマットですので、個人情報に係る部分は自由に伏せられます。個人を特定するコアな部分は開示を避けながら、案件受注に効果的な情報や、ワーカーとしての「人となり」を伝えることができるといえます。

在宅事務職ワーカー向けのポートフォリオを作ってみました

というわけで、簡単ではありますがポートフォリオを作ってみました。

Googleドライブで公開しています。フォーマットのダウンロードや再利用は自由です(ただし資料中で使用している画像の再使用、再配布はご遠慮ください)。クレジット等も必要ありませんので、是非これをアウトラインとして、ご自分だけのポートフォリオを作ってみてください。

資料はいずれもMicrosoft PowerPoint 2016で作成しています。Googleドキュメントで公開するにあたり、フォントやレイアウトが崩れるため、イメージ確認用にPDFファイルも公開しておきます。

Ex1. 事務代行ワーカーのプロフィール

PPTX形式でのダウンロードはこちら

  • タテA4×2枚、もしくは見開きでヨコA3×1枚を想定しています
  • 使用した写真はPixabayから、アイコンはicon-rainbowからお借りしています
  • このドキュメントを使用して発生したいかなるトラブルに対しても当方は責任を負いません。ご了承の上、自己責任にてご利用ください

Ex2. PPT資料の作成イメージ

PPTX形式でのダウンロードはこちら

  • 資料作成業務に応募する場合を想定して、私の好きなサルバドール・ダリの紹介資料をちょっとトリッキーな雰囲気で作ってみました。ご自身の作風や、募集案件にマッチした雰囲気で仕上げるとよいかと思います
  • Web上で拾った画像を中心にまとめたものですので、画像の再使用はご遠慮ください
  • このドキュメントを使用して発生したいかなるトラブルに対しても当方は責任を負いません。ご了承の上、自己責任にてご利用ください

スキルを駆使して自分をPRする機会を増やす。簡単なホームページも効果的かも

今回はクラウドソーシングサイト上での受注を目的としてポートフォリオを作成しましたが、Web制作に多少明るい方なら、JimdoやWix、WordPressなどのサービスを使用してホームページを作成しても良いかもしれません。問い合わせフォームなども設置しておけば、直接受注にも繋がります。

ソーシャル上でも受注活動をしている方なら、SNS上でポートフォリオを公開するのも効果的かもしれませんね。引き続き案件獲得率UPを目指したいと思います。

※今回の記事作成にあたっては、以下のサイトも参考にしました:

採用面接で、ポートフォリオを見せながら、効果的に自分をアピールするノウハウをご紹介します。ポートフォリオといっても、扱い方ひとつで、面接官への印象が大きく変わってきます。しっかりとポイントを押さえ、有意義な面接対策をしていきましょう。
転職を決意したクリエイターにとって、作り込まれたポートフォリオは何よりも雄弁なアピールになります。正直な話、多少面接で失敗したとしても、ポートフォリオで力量が示せれば評価は変わってくるでしょう。このページでは、クリエイターの転職活動におけるポートフォリオの作り方についての基本的なポイントをご紹介していきます。
クリエイターが自分の作品や活動を公開しているポートフォリオサイト。仕事で制作されたサイトとは違い自由なデザインで作られていることが多く、見ていて楽しいですよね。海外のポートフォリオサイトまとめはよく見かけますが日本に絞ったものは少ないと感じ
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