my home, my career !

かけだし個人事業主@在宅ワーカー、たまに会社員。

在宅ワークはあくまで勤務形態のひとつ。「家でもできる魔法の仕事!」ではない

以前の離職期間中にも、「在宅で働くことはできないか」と試行錯誤したことがありました。心身ともに疲れ果てて退職した経緯があり、人と関わり合いながら仕事をするということが怖かったのです。

在宅でできる仕事で、きちんと報酬を受け取れる仕事で、私がやり遂げられることってなんだろう?

たくさん悩みましたが、なかなか良い答えは見つかりませんでした。自分に自信を無くしきって前の職場を去ったということもあり、それまでの経験を活かすという選択肢も浮かんできませんでした。

仕事にしたいほど「好き」なものってありますか?

全く興味のないこと、不得意なことに新しく取り組むよりも、自分の好きなこと、得意なことを仕事にしてみる。よく言われることですよね。

イラスト制作にトライ

私の場合は「結婚式用のイラスト制作」を仕事にしようとトライしてみました。

ウェルカムボードにお二人の似顔絵を使っているカップルってよく見かけますよね。けれどもよく見かけるのは、コントラストの強いカラフルなものばかり。新郎新婦の身体的特徴を誇張して描いているイラストも多くみられました。

そんなコメディタッチのイラストではなく、「ドレスやお花、会場の雰囲気にも調和するような」「水彩画調のやわらかい」イラストって、雰囲気重視の花嫁さんに需要があるんじゃないかな?と思ったのです。

当時の見立ては正しかったのかな?と思い、テレビCMでよく見るココナラ の似顔絵カテゴリを覗いてみました。 やっぱり同じように感じていたイラストレーターさんが多かったのでしょうか、ナチュラルテイストな似顔絵制作は非常に人気のようです。

いざ納品。とっても喜んでもらえたのに充実感はナシ

オークションで購入希望者を募り、実際に制作に着手しました。

1組につき複数枚写真を頂き、ご希望に合わせてイラストにしていくのですが…、この作業が全く楽しくない!

「イラストを仕事にしてみる」と意気込んでみたはいいものの、私が好んで絵を描いていたのなんて実は十年以上前のことで、「仕事にしたい!」と自信を持って言えるほど「好き」なことではなかったのです。

納品した花嫁さんからは、イメージ通りで嬉しいとお褒めの言葉を貰い、とても喜んでいただきました。自分でゼロから作り出したものが、誰かに喜んでもらえるという体験は、私自身にとっても非常に嬉しいものでした(あの喜びは忘れることはできません)。

けれでも、これを仕事としてやっていく、というモチベーションにはつながらず、以降イラストを制作することはありませんでした。今でも「もう一度やってみたい」という気持ちにはなりません。

在宅ワークはあくまで「働き方」。キャリアを新規開拓するものではない

似顔絵イラストの他にも、いろいろなことを試してみました。

けれども、やりがいを持って継続できたものはありません。当時は主にWeb制作やアフィリエイトなど、「自宅でできる」ということだけにフォーカスしていました。

今振り返って思うのは、当時の私は「在宅ワーク」を勘違いしていたということ。

社内のしがらみに振り回されず、時にはお客様に真摯に向き合い、自分のペースを大切に実績を積める魔法のような仕事そのものだと思っていたのです。

在宅ワーク」はあくまでも勤務形態のひとつです。これまでの経験を活かし、キャリアを継続して発展させるための手段にすぎません。つまり、「在宅ワーク」は特別なものではないということです。当時の私はこんな簡単なことにも気付けなかったのです。